和装

打掛(白打掛、色打掛)

緞子、綴、唐織、引箔、手刺繍… などの伝統手技と、織り成す文様の美しさは、見る者を圧倒します。
品格ある伝統美に、「いま」の花嫁を最も美しく演出する現代のエッセンスを注ぎ込んだ打掛がたいそう人気を集めています。

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飛翔の朱鷺で描く親子の絆

「東洋の宝石」と讃えられる朱鷺(トキ)。
幸福と吉祥を象徴する鳥ともいわれます。その美しさを色打掛に描きました。

また、巣立つ子を見守る夫婦のトキの姿を描いた留袖もご用意いたしました。お母さまと花嫁が並んだ時、見守る親鳥と飛び立つ鳥が一枚の絵のように見えて、様々な物語が浮かんでくるようです。

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青海松竹梅に鶴

鹿の子絞りの地模様が入った紋意匠地をグリーンに染め上げ、青海波と吉祥文様・松竹梅の図柄を金彩と金刺繍で表現しています。さらに、その上を鶴が優雅に飛び交う逸品です。


引き振袖

かつては武家の婚礼衣裳だった黒引振袖。
(本振袖、大振袖、お引きずりとも呼ばれます)
昭和のはじめ頃まで、庶民の花嫁衣裳として代表的なものでした。
近年、レトロモダンな趣に、人気が再燃。披露宴のお色直しに用いられることが多く、黒以外の色も注目を集めています。
髪型のアレンジや はこ迫など小物のコーディネイトで古典の持つ品格に今どきの感性を注ぎ込みます。

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十二単・小直衣

■十二単(じゅうにひとえ)
宮廷女性の最上位の正装であり、結婚の儀に使用されます。現代の正式名称は「五衣(いつつぎぬ)・唐衣(からぎぬ)・裳(も)」といいます。

■小直衣(このうし)
平安末期に誕生した小直衣は、鎌倉時代には上皇の御料となり、現在は天皇が略儀の御装束として毎年六月と十二月の「節折(よおり)」などの際にお召しになられます。